こんにちは、インデイです。
無_1章_自己 その2です。
自己は生存のためのツールボックス?脳科学から見る「自己」の機能と役割
著者が紹介する本の第1章「自己」の2回目の内容を解説します。
自己は生存のためのツールボックスだと考えられています。
サバイバルナイフのような自己
自己はサバイバルナイフのように、状況に応じて様々な機能を使い分けます。
脳の異なる部位が、必要に応じて機能を発動させるのです。
自己の主な機能
脳科学研究により、自己には以下のような主な機能があることがわかっています:
- 人生の記憶:過去のイベントをエピソードとして想起する機能
- 性格の要約:自分のパーソナリティの大まかな概要をつかむ機能
- 感情の把握:外界の変化に対する肉体の反応を感情として認識する機能
- 事実の知識:自分に関する単純な事実を理解する機能
- 連続性の経験:過去の自分と現在の自分のつながりを感じる機能
- 実行と所有感:自分の意思で行動を決定していると感じる機能
- 内面の精査:自分の行動や思考、感情をモニタリングし活用する機能
自己が消える状態
自己は常に存在するわけではありません。
ゲームに没頭したり、リラックスした状態では自己の感覚が薄れることがあります。
自己がなくても機能する日常
自己が消えても、多くの日常行動には問題がありません。
これは、ルーチンワークが潜在意識下で行われているためです。
自己をコントロールする可能性
著者は、腹式呼吸やネガティブな感情を書き出すなどのトレーニングで、
自己をある程度コントロールできるのではないかと提案しています。
まとめ
自己は生存のための多機能なツールボックスであり、状況に応じて様々な機能を発揮します。
しかし、自己は常に必要なわけではなく、時に消えることもあります。
著者は、自己をコントロールする方法の可能性を示唆しています。
この考え方は、自己に対する新しい視点を提供し、日常生活や自己理解に役立つかもしれません。
以上です。
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