さて、
今回は、ラジオ＆Youtube バックナンバー048_無＿第5章＿降伏です。
こんにちは、インデイです。
今回は、鈴木祐さんの無という本の第5章です。
またまた、哲学的な内容ですが、なるほどとなっとくできました。
『無』第5章「幸福」から学ぶ、抵抗を手放す生き方
人生の苦しみや不安に対して、私たちはつい抵抗してしまいがちです。しかし、その抵抗こそが更なる苦しみを生み出すのかもしれません。鈴木祐氏の著書『無』第5章「幸福」では、抵抗を手放し、現在に集中することで幸福を見出す方法が示されています。ピザハン族の生き方や科学的アプローチ、そして歴史的逸話を通じて、幸福への新たな視点を探ってみましょう。
1. 幸福の本質：抵抗を手放す
幸福の本質は、苦しみや不安に対する抵抗を手放すことにあります。
抵抗することで、私たちは現実の苦しみに加えて二次的な苦しみ（二の矢）を生み出してしまいます。
例えば 頭痛の例を考えてみましょう。痛みに抵抗する人は、様々な対処法を試みても効果がないことに怒りや不満を感じ、さらに苦しむことになります。一方、痛みを受け入れる人は「多少の痛みは残るもの」と考え、二次的な苦しみを避けることができます。
抵抗を手放し、現状を受け入れることで、不必要な苦しみから解放されます。
2. ピザハン族に学ぶ「今」を生きる智慧
世界で最も幸福だと言われるピザハン族から、「今」を生きることの重要性を学べます。
ピザハン族は過去の後悔や未来の不安にとらわれることなく、現在の経験に集中して生きています。
ピザハン族の会話には過去と未来が存在せず、失敗を悔やんだり将来を心配したりすることがありません。彼らは今この瞬間を十分に生きることで高い幸福度を実現しています。
現在に焦点を当てて生きることで、不要な心配や後悔から解放され、より幸福になれる可能性があります。
確かにそうなのですが、やはり、私は、インフレがどんどん進行したらどうなるのだろう？
とか、年金制度が崩壊したらどうしようとか？
不安は消えないのが現実ですね。
でも、先はわからん なら、なるようにしかならない とあきらめるのもいいかもと思ってます。
なるようにしかならない。
3. 科学的アプローチで抵抗を理解する
抵抗のメカニズムを科学的に理解することで、より効果的に対処できます。
客観的な視点で自分の反応を観察することで、抵抗の無意味さに気づきやすくなります。
アイスキューブチャレンジ」という実験があります。氷を手に持ち、その際の思考、身体反応、感情の変化を段階的に観察します。この過程で、不快な状況に対する自分の抵抗の仕方を客観的に理解できます。
科学的な自己観察を通じて、抵抗のパターンを認識し、より柔軟に状況に対応できるようになります。
4. メタファーを通じて抵抗を克服する
メタファー（比喩）を使うことで、抵抗のメカニズムをより直感的に理解し、克服できます。
抽象的な概念を具体的なイメージに置き換えることで、新たな視点や対処法が見えてきます。
「弾丸のメタファー」を考えてみましょう。問題を弾丸に見立て、硬い壁にぶつかると跳ね返るか壊れますが、海に向かって発射すると自然に沈んでいきます。同様に、問題に硬く抵抗するのではなく、柔軟に受け入れることで解決への道が開けるのです。
適切なメタファーを見つけることで、抵抗を手放し、問題に柔軟に対応する姿勢を養えます。
まとめ
抵抗を手放し、現在に集中することは、より幸福な生活への鍵となります。ピザハン族の生き方、科学的な自己観察、メタファーの活用など、様々なアプローチを試してみることで、自分に合った「抵抗を手放す」方法を見つけられるでしょう。
函館戦争の逸話にある「死のうと思えばいつでも死ねる。今は幸福と洒落込もうではないか」という言葉は、どんな状況でも「今」を楽しむ姿勢の重要性を教えてくれます。日々の生活の中で、抵抗を少しずつ手放し、現在の瞬間を大切にする習慣を身につけていくことで、より豊かで幸福な人生を築いていけるはずです。
今回、Youtubeを文字起こししてブログにしていると、改めて、無の面白さがわかりました。
年齢は非公開で活動しているものの、20代の時には感じなかった、いつあの世に戻るか？を感じる時もしばしばあります。
いろいろな、難題がきて、一喜一憂しますが、なるようにしかならへんとちゃうか？という言葉を思い出して
まあ、なんとかなるさ
で切り抜けていこうとおもいます。
では、以上です。
Youtube動画です。↓
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