
今回のテーマは「人を動かす大原則の2:相手の自尊心を満たす」についてです。日々のコミュニケーションで相手の自尊心をどのように満たし、動かすかについて具体例を交えながらお話しします。
自尊心を満たす欲求
誰もが持つ自尊心を満たしたいという欲求があります。これは、カウンセリングなどでよく出てくる話題で、マズローの5代欲求とも関連しています。
マズローの5大欲求
マズローの5大欲求は以下の通りです:
- 本能的生存欲求
- 安全欲求
- 社会的欲求
- 承認欲求
- 自己実現欲求
各欲求の説明
本能的生存欲求は、生きるために食べる必要があることです。
安全欲求は、大
昔のように狼から襲われないよう家を作るなどです。
社会的欲求は、会社に入ることで安心感を得ることです。最近では、オンラインスクールやコミュニティに所属することで安心感を得ることが多いです。
承認欲求と自己実現欲求
承認欲求は、褒められることや「いいね」されることです。嬉しいことをこちらからやることも必要です。
自己実現欲求は、自分の夢を叶えることです。
欲求を満たすことの重要性
相手の欲求を満たして自尊心を満たすことが大切です。相手が主体的な気持ちを起こすことで、自分から動くようになります。
部下のやる気を引き出す方法
上司と部下の関係で、「こうしなさい」と命令するのではなく、部下がやる気になる方向に持っていくことが重要です。
13歳から分かる! 人を動かす カーネギー 人間関係のレッスンから
具体例:資料作りが下手な部下
資料作りが下手な部下について、最初の上司は「こいつはダメだ」と思っていました。部下も自尊心を失い、「自分はダメだ」と思っていました。
新しい上司のアプローチ
新しい上司は、部下の良いところを見つけ、人当たりが良いことを褒めました。その結果、部下は自信を持ち、やる気が出て、優秀な社員になりました。
引っ込み思案のスタッフの例
本の例として、引っ込み思案のスタッフがありました。あるスタッフが引っ込み思案で、指導しても固まってしまうことがありました。指導するたびにおどおどして、やる気をなくす感じだったのです。
先生に相談して学んだこと
困ったため、先生に相談しました。そこで、人を動かす大原則の2「相手の自尊心を満たす」を教わりました。そのスタッフをよく観察すると、一つ一つの仕事を丁寧にこなしていました。それを口に出して褒めることにしました。
ポジティブな結果
「一つ一つの仕事が丁寧で助かっています」と伝えると、スタッフは喜びました。その後、スタッフはお客さんにも親切に対応するようになり、店全体が明るくなりました。相手の自尊心を満たすことが非常に重要だと感じました。
私自身の経験
私の会社生活38年の間、様々な上司がいました。中には怒る上司もいましたが、その上司と派遣の人がいて、私は社員でしたが、その派遣の方がベテランでした。
その上司は、派遣の方をちゃんと使わなければならなかったのですが、私を怒ってばかりで、萎縮してしまいました。
怒られるといやな気持になりました。なんて上司なんだとも思い、でも、仕事を辞めるわけにもいかないしなあと、なんとか耐えました。
良い上司の例
一方、良い上司は面談で「ムードメーカーで助かってます」などと褒めてくれました。それにより、私はやる気が出て、頑張ろうと思えました。
褒めて伸ばす重要性
時には指摘も重要かもしれませんが、最初は褒めて伸ばすことが大切です。相手の自尊心を満たし、自ら動きたいと思わせることが必要です。
まとめ
人を動かす大原則の2は、相手の自尊心を満たすことです。相手の良いところを見つけて褒め、欲求を満たし、主体的な気持ちを起こさせることが重要です。
以上です。
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